階調プリント制御方法及び装置
专利摘要:
本発明は階調プリント制御方法、装置及び記憶媒体を提供する。該方法は、各ドット行のドット毎の画像データの階調レベルを確定し、複数ビットの二進数データに変換するステップと;1ドット行の全てのドットの同一ビットの二進数データを1データ組に構成させ、複数のデータ組を形成するステップと;各データ組は1つの予め設定されたストローブ時間に対応し、ストローブ時間内において、各ドットに対応するプリントヘッドの発熱体は予め設定されたデータを受信した場合、発熱するステップと、を含む。本願の実施例によると、プリント品質を保証することを前提に、プリントストローブ回数及びデータ送信回数を低減し、プリント速度を向上させる。 公开号:JP2011516300A 申请号:JP2011502212 申请日:2008-12-11 公开日:2011-05-26 发明作者:ジャンジ コン;ジガン シュウ;ジャボ シュウ;レイ チェ;チュンタオ ワン 申请人:山東新北洋信息技術股▲分▼有限公司Shandong New Beiyang Information Technology Co., Ltd; IPC主号:B41J2-36
专利说明:
[0001] 本出願は、2008年3月31日に中国特許局に提出した出願番号が200810090417.6で、発明名称が「階調プリント制御方法及び装置」である中国特許出願の優先権を主張し、そのすべての内容を本願に援用する。] [0002] 本発明は、プリント制御分野に関し、より具体的には、サーマルプリントヘッド階調プリント制御方法及び装置に関する。] 背景技術 [0003] 熱プリンターは、サーマルプリンター(Thermal Printer)と熱転写プリンター(Thermal transfer printer)の二種類に分けられる。その中、サーマルプリンターは、プリントヘッドの発熱体を発熱させ、プリント用紙の表面における感熱層に化学変化を生じさせることによって、発色し文字や画像を形成する。熱転写プリンターは、プリントヘッドの発熱体を発熱させ、リボン上の顔料物質を加熱し、プリント用紙の表面に溶融させることによって、文字や画像を形成する。] [0004] 図1は、サーマルプリントヘッドのプリントドットの配列を示す。図に示すように、サーマルプリントヘッド10は、複数の発熱体20を備え、これらの発熱体は同間隔で1行に配列され、各発熱体がそれぞれ一つのプリントドットX1に対応し、1ドット行を形成する。プリント媒体30はプリント方向Aに沿って移動し、Y1、Y2、…等のドット行を形成する。] 図1 [0005] プリントヘッドの発熱体による加熱時間が長ければ長いほど、熱量は高く、プリント濃度も高いため、加熱時間の長さを制御することによって、濃度レベル、即ち階調レベルが異なるプリント効果を実現する。図2及び図3を参照すると、図2は、既存の階調プリント制御方法を示し、図3は、該方法における各階調レベルのストローブ(strobe)時間の構成を示す。] 図2 図3 [0006] 具体的に、該方法は、 基準階調の加熱時間(tu)を設定するステップS11と、 プリントヘッドの発熱体が受信したデータが1である場合、発熱体は加熱し、受信したデータが0である場合、発熱体は加熱しないステップS12と、 n(n=1、2、3…)個のパルスを連続して送信し、各パルスに対応して、発熱体にn個の二進数のデータ「1」を送信するステップS13と、を含む。] [0007] このように、上記制御方法によって、多階調レベルのプリントを行う場合、n個のパルスを連続して送信する必要があるため、プリントヘッドの熱量が蓄熱され、階調レベルとプリント回数が正比例にならないことが生じ、階調が歪み、プリントの品質に影響を与えることになる。] [0008] このような問題を解決するため、発明名称が「サーマルプリントの品質向上方法」である美国特許(特許番号:6,798,433)に制御方法が開示されてある。図4は、該制御方法のフローチャートであり、図5は、該制御方法における各階調レベルのストローブ時間の構成を示す図である。図4と図5に示すように、該制御方法は、 基準階調の加熱時間(tu)を設定するステップS21と、 プリントヘッドの発熱体が受信したデータが1である場合、発熱体は加熱し、受信したデータが0である場合、発熱体は加熱しないステップS22と、 各パルスの間に所定の時間間隔をおいてn個のパルスを送信し、各パルスに対応して発熱体にn個の二進数のデータ「1」を送信するステップS23と、を含む。] 図4 図5 [0009] このように、上記方法は、二つのパルス毎の送信時間に間隔をおくことで、プリントヘッドに充分な放熱時間を与え、熱量の蓄熱により、プリント効果が低下する問題を解決した。しかし、該方法によると、プリント速度が遅く、特に、階調レベルが高いプリントを行う場合、パルスを送信する回数が増え、データを送信する時間が長引くため、プリントの速度に影響を与える欠陥が存在する。] 先行技術 [0010] 美国特許 第6,798,433号] 発明が解決しようとする課題 [0011] 上記の問題に鑑み、本発明は、既存技術におけるデータ送信時間が長いため、プリント速度に影響を与える問題を解決するための階調プリント制御方法及び装置を提供することを目的とする。] 課題を解決するための手段 [0012] 本願の実施例による階調プリント制御方法は、各ドット行のドット毎の画像データの階調レベルを確定し、複数ビットの二進数データに変換するステップと、1ドット行の全てのドットの同一ビットの二進数データを1データ組に構成させ、複数のデータ組を形成するステップと、各データ組は1つの予め設定されたストローブ時間に対応し、ストローブ時間内において、各ドットに対応するプリントヘッドの発熱体は予め設定されたデータを受信した場合、発熱するステップと、を含むことによって実現される。] [0013] ストローブ時間の予め設定は、それぞれ設定された長さのストローブ時間に対応する複数の基礎階調レベルを設定し、1ドット行のプリント周期内において、基礎階調レベル個数と同等のストローブ回数を設定し、1つの基礎階調レベルに必要なストローブ時間に対応する長さを有するストローブ時間を設定することによって実現することが好ましい。] [0014] プリントヘッドに予熱信号を送信し、プリントヘッドの発熱体にプリントする前に予熱するように指示するステップを、更に含むことが好ましい。] [0015] 上記階調レベルは合計2n階調あり、上記基礎階調レベル数をn個とし、上記予め設定するストローブ回数はn回であることが好ましい。] [0016] 上記予め設定されたデータは1又は0であることが好ましい。] [0017] 本発明によると、各1ドット行のドット毎の階調画像データの階調レベルを複数ビットの二進数データに変換する第1の処理ユニットと、1ドット行の全てのドットの同一ビットの二進数データを1データ組に構成させ、複数のデータ組を形成する第2の処理ユニットと、データ組とストローブ時間との対応関係を記憶する情報参照ユニットと、上記対応関係に基づいて、ストローブ時間内において、各ドットに対応するプリントヘッドの発熱体が予め設定されたデータを受信した場合、発熱するように、データ組を対応するストローブ時間においてプリントヘッドに送信する第3の処理ユニットと、を備える階調プリント制御装置を提供する。] [0018] 上記装置は、プリントヘッドに予熱信号を送信し、プリントヘッドの発熱体にプリントを行う前に予熱するように指示する第3の処理ユニット、を更に含むことが好ましい。] [0019] 上記装置において、上記階調レベルは、それぞれ1ドット行のプリント周期における毎回のストローブ係るストローブ時間に対応する複数の基礎階調レベルを含むことが好ましい。] [0020] 上記装置において、上記階調レベルは合計2n階調あり、上記基礎階調レベル数をn個とし、1ドット行の周期におけるストローブ回数はn回であることが好ましい。] [0021] 上記装置において、上記の予め設定されたデータは1又は0であることが好ましい。] [0022] 本願の実施例によると、各ドット行のドット毎の画像データの階調レベルを確定し、複数ビットの二進数データに変換し、1ドット行の全てのドットの同一ビットの二進数データを1データ組に構成させ、複数のデータ組を形成し、各データ組は予め設定されたストローブ時間に対応し、ストローブ時間内において、各ドットに対応するプリントヘッドの発熱体は予め設定されたデータを受信した場合、発熱する、コンピューターユニットによって実行されるコンピュータープログラムコードを含むコンピューター読取可能の記憶媒体を提供する。] [0023] 上記技術思想から分かるように、既存技術に比べ、2n階調のプリントについて、本願の実施例によると、プリントヘッドをn回ストローブさせ、データをn回送信し、n段階の異なるストローブ時間を組み合わせることによって、2n級の階調レベルのプリントを実現する。それで、プリントの品質を保証することができるとともに、プリントのストローブ回数及びデータ送信回数を減少し、プリントの速度を大幅に向上することができる。] 図面の簡単な説明 [0024] 本発明の実施例又は既存技術に係る発明を明確に説明するため、以下、実施例又は既存技術の説明に用いられる図面を簡単に説明するが、以下の図面は本発明の実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的労働を経ずに、これらの図面に基づいて他の図面を得られることは自明なものである。 は、サーマルプリントヘッドのプリントドットの配列を示す。 は、既存の階調プリント制御方法を示す。 は、図2に示す方法における各階調レベルのストローブ時間の構成を示す。 は、既存技術における制御方法を示すフローチャートである。 は、図4に示す制御方法における各階調レベルのストローブ時間の構成を示す。 は、本発明に係る階調プリント制御方法の実施例のフローチャートである。 は、本発明に係る階調プリント制御方法の実施例における階調レベル、ストローブ時間及びデータ組との間の対応関係を示す図である。 は、本発明に係る階調プリント制御方法の実施例におけるn=8である場合の各階調レベルのストローブ時間の構成を示す図である。 は、本発明に係る階調プリント制御方法の実施例におけるn=8である場合の各階調レベルのドットのストローブ時間と二進数データとの関係を示す図である。 は、本発明に係るn=8である場合の各階調レベルのドットの8ビットの二進数データを示す図である。 は、本発明に係る階調プリント制御方法の実施例におけるn=8である場合の各階調レベルのドットのストローブ時間と二進数データとの対応関係を示す図である。 は、上記の階調プリント制御方法を実現できる実施例の装置の構造を示す図である。 は、上記の階調プリント制御方法を実現できる実施例の装置の構造を示す図である。] 図2 図4 実施例 [0025] 階調は、色の濃さを示し、階調レベルが高ければ高いほど、色が濃い。階調レベルが多いと、画像の濃さの変換が多く、きめ細やかく、再現性のよい画像をプリントすることができる。] [0026] 本発明の実施例により提出される技術案をよりよく理解するために、以下、図面と実施例を参照しながら本発明を詳しく説明する。] [0027] 図6は、本発明に係わる階調プリント制御方法の実施例のフローチャートである。] 図6 [0028] 各階調レベルに対応して、予め1ドット行のプリント周期内にストローブ時間帯を設定し、各階調レベルを基礎階調レベルと非基礎階調レベルとに分け、非基礎階調レベルに対応するストローブ時間は、基礎階調レベルに対応するストローブ時間の組み合わせによって構成される。] [0029] 階調レベルが2n階調あって、その中の20、21、22、…、2n-1階調は基礎階調レベルであり、その他の階調レベルは非基礎階調レベルであると仮定する。非基礎階調レベルは、基礎階調レベルの組み合わせ及び重ね合わせからなり、例えば、n=8である場合、1、2、4、8、16、32、64、128は基礎階調レベルであり、その他の階調レベル、例えば3、5、6、7、…は非基礎階調レベルであるとすれば、3階調は、1階調と2階調を加算したものに等しく、5階調は、1階調と4階調を加算したものに等しい、…。各基礎階調レベルに対応し、1ドット行のプリント周期内にn個の基礎ストローブ時間帯を設定し、T20、T21、T22、…、T2n-1と表記し、各非基礎階調レベルに対応するストローブ時間帯は、各基礎ストローブ時間帯の組み合わせからなる。] [0030] 以下のステップに従って、各階調レベルのプリントを制御する: ステップS101、各ドット行の画像データを取得し、その階調レベルを確定する。 ステップS102、該階調レベルをnビットの二進数データに変換する。 ステップS103、各ドット行の全てのドットの同一ビットの二進数データを1データ組に構成させ、n個のデータ組を形成する。 ステップS104、対応するストローブ時間帯内において、各データ組を各ドットに対応するプリントヘッドの発熱体に送信する。 ステップS105、プリントヘッドの発熱体は対応するストローブ時間をスタートし、発熱体が受信したデータが特定値であると、発熱する。] [0031] プリントヘッドの発熱体はデータを受信した後、対応するストローブ時間をスタートし、ストローブ時間が有効である時間帯内において、発熱体が受信したデータが特定値(例えば、1又は0)であると、発熱し、さもないと、発熱しない。] [0032] このように、それぞれT2nに対応して、n組のデータ送信することによって、プリントヘッドの発熱体が対応するストローブ時間帯内において加熱するように制御し、消耗品とプリントヘッドが緊密に接触した1ドット行の範囲内において、階調画像データに基づいて階調レベルの異なるドット画像をプリントすることができる。] [0033] 図7は、本発明の実施例における階調レベル、ストローブ時間とデータ組との間の対応関係を示す図である。] 図7 [0034] 階調レベル2nと、T2nと、データ組nとの間は逐一対応し、例えば、データ組1を受信した後、ストローブ時間帯T2n内において、プリントヘッドの発熱体は発熱する。] [0035] n=8である場合、各階調レベルのストローブ時間の構成は図8に示す通りである。] 図8 [0036] 図に示すように、n=8である場合、最高の階調レベルは256階調である。] [0037] この時、1階調のストローブ時間はT1であり、2階調のストローブ時間はT2であり、4階調のストローブ時間はT4であり、8階調のストローブ時間はT8であり、16階調のストローブ時間はT16であり、32階調のストローブ時間はT32であり、64階調のストローブ時間はT64であり、128階調のストローブ時間はT128である。] [0038] 上記の8のストローブ時間を基礎ストローブ時間とすると、0〜255の階調レベルにおいて、他の階調レベルのストローブ時間はこれらの基礎ストローブ時間の組み合わせからなることが可能である。例えば、3階調のストローブ時間はT1+T2の組み合わせから、5階調のストローブ時間はT2+T3の組み合わせから、6階調のストローブ時間はT2+T4の組み合わせから、…、252階調のストローブ時間はT128+T64+T32+T16+T8+T4の組み合わせからなり、…、このように、256の階調レベルのストローブ時間を得ることができる。] [0039] なお、各階調レベルのストローブ時間の長さは、予め、テストによって測定し、検証されることを必要とする。] [0040] プリントヘッドの発熱体は対応するストローブ時間内においてのみ発熱し、対応する階調レベルをプリントする。以下、図9に合わせ、上記プリントヘッドの発熱体がどのように特定のストローブ時間帯内において発熱し、各階調をプリントするかについて説明する。図9は、n=8である場合、各階調ドットのストローブ時間と二進数データとの対応関係を示す図である。] 図9 [0041] プリントヘッドの発熱体は、特定の二進数データを受信した場合、対応するストローブ時間帯内において発熱する。上記特定の二進数データは1であることが可能であり、つまり、プリントヘッドの発熱体は受信した二進数データが1であると発熱し、受信した二進数データが0であると発熱しないことが可能である。勿論、上記特定の二進数データが0であることも可能であり、つまり、プリントヘッドの発熱体は受信した二進数データが0であると発熱し、受信した二進数データが1であると発熱しないことも可能である。本発明は特定の二進数データを1とし、説明するものである。] [0042] 0階調の場合、1プリント周期内の8のストローブ時間帯内において、全てのストローブ時間帯に対応する二進数データはいずれも0であるため、プリントヘッドの発熱体は該二進数データを受信した後、発熱せず、プリントドットはプリント用紙の原色を発色する。1階調の場合、1プリント周期内の8のストローブ時間帯内において、プリントヘッドの発熱体が受信したデータが、T1のストローブ時間帯に対応する二進数データが1であり、他のストローブ時間帯に対応する二進数データは全て0であるため、プリントヘッドの発熱体はT1のストローブ時間帯内においてのみ発熱し、他のストローブ時間帯においてはいずれも発熱せず、プリントドットは1階調を表す。2階調の場合、1プリント周期内の8のストローブ時間帯内において、プリントヘッドの発熱体が受信したデータが、T2のストローブ時間帯に対応する二進数データが1であり、他のストローブ時間帯に対応する二進数データが全て0であるため、プリントヘッドの発熱体はT2のストローブ時間帯内においてのみ発熱し、他のストローブ時間帯においては発熱せず、プリントドットは2階調を表す。同様に、3階調である場合、1プリント周期内の8のストローブ時間帯において、プリントヘッドの発熱体が受信したデータが、T1、T2のストローブ時間帯に対応する二進数データが1であり、他のストローブ時間帯に対応する二進数データが全て0であるため、プリントヘッドの発熱体はT1とT2のストローブ時間帯内においてのみ発熱し、他のストローブ時間帯においては発熱せず、プリントドットは3階調を表す。…このように、28階調、即ち、256階調の場合、1プリント周期内の8のストローブ時間帯において、プリントヘッドの発熱体が受信したデータが、全てのストローブ時間帯に対応する二進数データが全て1であるため、プリントヘッドの発熱体は1プリント周期内の8のストローブ時間帯のいずれにおいても発熱し、プリントドットは256階調を表す。] [0043] 上記のように、256階調プリントに対し、各階調レベルの8ビットの二進数データを得ることができる。図10は、本発明のn=8である場合の各階調レベルの8ビットの二進数データを示す。] 図10 [0044] このように、各階調はプリント周期の8のストローブ時間帯に対応し、8ビットの二進数データがある。つまり、各階調レベルはいずれも8の二進数データで表すことができる。] [0045] 図に示すように、1階調に対応する8ビットの二進数データは10000000であり、2階調に対応する8ビットの二進数データは01000000であり、3階調に対応する8ビットの二進数データは11000000であり、…、255階調に対応する8ビットの二進数データは11111111である。] [0046] 1ドット行の全てのドットの同一ビットの二進数データを1組のデータに組み合わせ、n個のデータ組を形成する。例えば、1ドット行の全ての階調ドットのBiT0ビットを組み合わせてデータ組1とし、1ドット行の全ての階調ドットのBiT1ビットを組み合わせてデータ組2とし、このように、1ドット行の全ての階調ドットのBiT2ビット、BiT3ビット、BiT4ビット、BiT5ビット、BiT6ビット、BiT7ビットでそれぞれデータ組3、データ組4、データ組5、データ組6、データ組7、データ組8を組み合わせる。こうすると、1プリント周期内において、ストローブ時間T1にプリントヘッドの発熱体にデータ組1を、ストローブ時間T2にプリントヘッドの発熱体にデータ組2を、ストローブ時間T3にプリントヘッドの発熱体にデータ組3を送信し、…、このように、ストローブ時間T128にプリントヘッドの発熱体にデータ組8を送信し、合計8回送信することで、256階調のプリントを実現する。] [0047] プリントヘッドの発熱体の加熱に一定の時間を要するため、プリント速度をより速くするためには、プリントヘッドの発熱体にデータ組を送信する前、プリントヘッドの発熱体に予熱信号を送信することができる。図11に、n=8である場合の各階調ドットのストローブ時間と二進数データの対応関係を示す。プリントヘッドの発熱体は、予熱信号を受信した後、予熱を行い、予め設定された二進数データを受信した場合、加熱を加速し、プリント速度を上げる。] 図11 [0048] 本発明の実施例の原理によると、n個の異なる値を与えて異なる階調レベルを示し、例えば、n=7であると、対応する最高の階調レベルは128階調であり、n=9であると、対応する最高の階調レベルは512階調であり、…のようになる。その階調プリント制御方法の実現原理はn=8である場合と同様であるため、ここでは説明を略す。] [0049] 既存技術に比べ、本発明の実施例は、プリントヘッドをn回ストローブし、データをn回送信すると共に、n段階の異なるレベルのストローブ時間を組み合わせることによって、2n階調レベルのプリントを実現する。プリント質を保証することを前提に、プリントストローブ回数及びデータ送信回数を減少し、プリント速度を大幅に向上する。] [0050] 図12は、(例えば、上記)開示された実施例を実現可能な装置を示すブロック図でる。説明の便宜上、ここで、該装置を階調プリント制御装置と称する。] 図12 [0051] 該階調プリント制御装置は、情報参照ユニット100と、第1の処理ユニット200と、第2の処理ユニット300と、を備える。] [0052] ここで、上記情報参照ユニット100は、各階調レベルと1ドット行のプリント周期におけるストローブ時間帯との対応関係を記憶する。各階調レベルは、基礎階調レベルと非基礎階調レベルに分けられ、非基礎階調レベルに対応するストローブ時間は基礎階調レベルに対応するストローブ時間の組み合わせにより構成される。] [0053] 上記第1の処理ユニット200は、各1ドット行のドット毎の階調画像データの階調レベルを取得し、複数ビットの二進数データに変換する。] [0054] 上記第2の処理ユニット300は、1ドット行の全てのドットの同一ビットの二進数データを1データ組に構成させ、複数のデータ組を形成し、対応するストローブ時間帯内において、各データ組をプリントヘッドの発熱体に送信する。] [0055] 階調レベル、ストローブ時間及び二進数データの詳細内容は、上記の方法の説明を参照することができる。] [0056] プリントヘッドの発熱体の加熱に一定の時間が必要であるため、プリント速度を一層速めるためには、データ組をプリントヘッドの発熱体に送信する前に、全てのプリントヘッドの発熱体に予熱信号を送信することができる。上記の機能を実現するため、実施例においては、該機能を実現するための機能ユニットを備えることができる。図13は、既に開示された実施例の装置を示す図である。] 図13 [0057] 該機能ユニットは、各データ組をプリントヘッドの発熱体に送信する前に、予熱信号をプリントヘッドの発熱体に送信し、プリントヘッドに予熱するように指示する第3の処理ユニット400である。] [0058] 本願による階調プリント制御装置は、複数の発熱体が設けられたプリントヘッド及び他の部材のような既存のプリンタ装置が含む全ての部材を備えるプリント装置に応用することが可能である。] [0059] 前記階調プリント制御装置は、プリントヘッドと協働し、消耗部品とプリントヘッドが緊密に接触する1ドット行の範囲内において階調画像データに応じて階調レベルの異なるドット画像をプリントする。具体的のプロセスについては、上記において詳しく述べてあるため、ここでは簡単に説明する。] [0060] 上記階調プリント制御装置は、各1ドット行のドット毎の階調画像データの階調レベルを取得し、二進数データに変換した後、1ドット行の全てのドットの同一ビットの二進数データを1組データに構成させ、複数のデータ組を形成すると共に、対応するストローブ時間帯内において、各データ組をプリントヘッドに送信する。プリントヘッドはデータ組を受信した後、データ組における各データを対応する発熱体に送信し、発熱体は受信されたデータが予め設定されたデータである場合、発熱し、さもないと、発熱しない。] [0061] 上記の予め設定されたデータは二進数データである1又は0であることが可能である。] [0062] 上記のプリント装置を既存のプリンター(例えば、サーマルヘッドプリンター又は熱転写プリンター)に応用し、各階調レベルのドット画像を高速にプリントすることができる。] [0063] 当業者にとって、本願に開示された実施例において説明した各ユニット及びアルコリズムを結合し、電子ハードウェア、コンピューターソフトウェア又は両者の結合によって実現できることは自明なことであって、ハードウェアとソフトウェアとの互換性を説明するため、上記の説明において、各実施例の構成及びステップを機能に応じて説明した。これらの機能をハードウェアで実現するか、それともソフトウェアで実現するかは、技術思想の特定の応用及び設計に係る制限条件によって決められる。当業者は異なる方法によって説明した機能を実現し得るが、このような実現も本願の範囲に属することは言うまでもない。] [0064] 本願に開示された実施例に説明した方法又はアルコリズムを結合したプロセスは、直接ハードウェア、プロセッサにより実行されるソフトウェアブロックによって実現することができれば、両方の結合によって実現することもできる。ソフトウェアブロックは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、メモリ、読み込み専用メモリ(ROM)、EPROM(electrically programmable ROM)、EEPROM(electrically erasable programmable ROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、又は本分野の周知の如何なる形態の記憶媒体に格納されることが可能である。] [0065] 開示した実施例の上記説明によって、当業者は、本発明を実現又は利用することができる。これらの実施例に対する各種補正は当業者にとって自明なものである。本発明の精神又は範囲を逸脱しない限り、本願に定義された通常の原理を他の実施例において実現することができる。よって、本発明は、上記の実施例に限定されず、上記の内容に開示された原理及び新規特徴に一致する最も広い範囲をカバーする。]
权利要求:
請求項1 各ドット行のドット毎の画像データの階調レベルを確定し、複数ビットの二進数データに変換するステップと;1ドット行の全てのドットの同一ビットの二進数データを1データ組に構成させ、複数のデータ組を形成するステップと;各データ組は1つの予め設定されたストローブ時間に対応し、ストローブ時間内において、各ドットに対応するプリントヘッドの発熱体は予め設定されたデータを受信した場合、発熱するステップと、を含むことを特徴とする階調プリント制御方法。 請求項2 ストローブ時間の予め設定は、それぞれ設定された長さのストローブ時間に対応する複数の基礎階調レベルを設定し;1ドット行のプリント周期内において、基礎階調レベル個数と同等のストローブ回数を設定し、1つの基礎階調レベルに必要なストローブ時間に対応する長さを有するストローブ時間を設定することによって実現されることを特徴とする請求項1に記載の階調プリント制御方法。 請求項3 プリントヘッドに予熱信号を送信し、プリントヘッドの発熱体にプリントする前に予熱するように指示するステップを、更に含むことを特徴とする請求項2に記載の階調プリント制御方法。 請求項4 前記階調レベルは合計2n階調あり、前記基礎階調レベル数をn個とし、前記予め設定するストローブ回数はn回であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の階調プリント制御方法。 請求項5 前記予め設定されたデータは1又は0であることを特徴とする請求項4記載の階調プリント制御方法。 請求項6 各1ドット行のドット毎の階調画像データの階調レベルを複数ビットの二進数データに変換する第1の処理ユニットと、1ドット行の全てのドットの同一ビットの二進数データを1データ組に構成させ、複数のデータ組を形成する第2の処理ユニットと、データ組とストローブ時間との対応関係を記憶する情報参照ユニットと、前記対応関係に基づいて、ストローブ時間内において、各ドットに対応するプリントヘッドの発熱体が予め設定されたデータを受信した場合、発熱するように、データ組を対応するストローブ時間においてプリントヘッドに送信する第3の処理ユニットと、を備えることを特徴とする階調プリント制御装置。 請求項7 プリントヘッドに予熱信号を送信し、プリントヘッドの発熱体にプリントを行う前に予熱するように指示する第3の処理ユニット、を更に含むことを特徴とする請求項6に記載の階調プリント制御装置。 請求項8 前記階調レベルは、それぞれ1ドット行のプリント周期における毎回のストローブに係るストローブ時間に対応する複数の基礎階調レベルを含むことを特徴とする請求項6又は7に記載の階調プリント制御装置。 請求項9 前記階調レベルは合計2n階調あり、前記基礎階調レベル数をn個とし、1ドット行の周期におけるストローブ回数はn回であることを特徴とする請求項8に記載の階調プリント制御装置。 請求項10 各ドット行のドット毎の画像データの階調レベルを確定し、複数のビットの二進数データに変換し;1ドット行の全てのドットの同一ビットの二進数データを1データ組に構成させ、複数のデータ組を形成し;各データ組は予め設定されたストローブ時間に対応し、ストローブ時間内において、各ドットに対応するプリントヘッドの発熱体は予め設定されたデータを受信した場合、発熱するコンピューターユニットによって実行されるコンピュータープログラムコードを含むコンピューター読取可能の記憶媒体。
类似技术:
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同族专利:
公开号 | 公开日 EP2261039A1|2010-12-15| US20110043861A1|2011-02-24| EP2261039A4|2014-11-19| US8459769B2|2013-06-11| WO2009121236A1|2009-10-08| CN101549591A|2009-10-07| EP2261039B1|2016-02-17| CN101549591B|2011-03-23|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-08-24| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110823 | 2011-11-25| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111124 | 2012-04-25| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120424 | 2012-11-07| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121106 |
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